高校1年の今頃...。
この記事は、私の高校1年生の時のお話です。
私は、高校受験はしてません。
部活動推薦で高校に入学しました。
私は、小中と吹奏楽部だったのですが、
〝吹奏楽の強い高校に行きたい!〟
と思っていて、私が行きたい高校は、私の頭では普通に受験したら受からない偏差値でした。
←といっても普通より低い(笑)
勉強が全く出来なかった私は、顧問の先生に相談し、推薦をもらえることになりました。
推薦といっても、全くテストがない訳ではありません。
私の年の推薦で入学するには
①実技試験で合格すること。
②面接を突破すること。
これが条件でした。
実技試験というのは、
〝自分の入りたい部活動にどれだけ貢献出来るか〟
これを試験官の前で披露します。
例えば、
バスケ部なら、体育館で全力で走ってシュートを見せる。
野球部なら、素振りを見せる、どのくらい速い球が投げられるか見せるなど。
自分の実力を見てもらうわけです。
私は、吹奏楽部だったので、音楽室で試験があります。
確か、『持ち時間5分以内で1曲演奏する。』
これがお題でした。
私は、クラリネットという楽器を担当していたので、クラリネットのソロ曲を吹くことになります。
5分以内で吹き切るソロ曲はあまり無いので、自分で編集します。
私は中学2年の時にソロコンクールで演奏した曲を短くカットして演奏しました。
まぁ、受験は受かったのですよ( ¯ ∀ ¯ )
問題は、ここからなのです。
この推薦で入学すると
『あんた、部活で推薦されたんだから、部活辞める事は出来ないからね?ってゆーか、部活辞めたら学校も辞めてもらうよ?』
という地獄の条件付き。
←怪我などでどうしても部活を続けることが困難になった場合、マネージャーなどになる。
結局、辞められない(震)
私の中学は、そんなに部活が厳しくなかったので、高校でいきなり厳しくなります。
朝は6時半に集合し、声出しの練習、腹筋、マラソン、極めつけに人を乗せてまた腹筋。
これがクリア出来た人から音楽室にて音出しの練習。
←やっとここで楽器が吹ける(笑)
とにかく鬼でした。
部員は全員女子でしたが、誰も女の子扱いされません。
先輩からは『出来ないなんて言わせないよ?』
←重圧が凄かった(笑)
その結果、根性無しの私は
高校1年の今頃、部活も学校も辞めたくなります。(早い)
もう行きたくない、嫌だ、辞めたい、何もかも辞めたい、、
←うつ状態。
こう思いながらも、誰にも言えず数日が経ちました。
しかし、私の中のモヤモヤが、風船が割れたように爆発します。
『もう、行きたくない!!毎日毎日同じ事の繰り返し!何の為に学校に行ってるか分かんない!散々だ!』
←絶賛病み期(笑)
私は遂に我慢出来なくなり、卒業した中学に行き、担任だった先生に泣きながら飛びつきます。
「辞めたい、学校に行きたくない。」
と伝えると、先生はびっくりした様子で話を聞いてくれました。
大泣きしていてあまり記憶にないですが、
←涙も鼻水も凄かった(笑)
「今は辞めるな」と説得された気がします。
結局この後、私は部活動全力少女になり、勉強を全くしないでテストで一桁をとりまくります。
←それも問題(笑)
何を言いたかったといいますと、
新しい環境に放り込まれて、絶望を感じているあなた!
こんな、へなちょこ&根性無しの私でも何とかなったから大丈夫です!
←何様(笑)
今は辛い。辛いですが、夏休みまで辞めないでみてください。
夏が来ても、それでも辞めたかったら辞めればいいんです。
辞める事はいつでも出来ます。
騙されたと思って、3ヶ月だけ頑張ってみてください。
そしたら、もしかしたら、3年過ぎているかもしれないですよ( *¯ ꒳¯*)♡